鉄道の謎なるほど辞典 所澤秀樹 読書感想

古本屋で三冊200円コーナーで探していた文庫本を一冊見つけて、残り2冊を探すか一冊百円で買うか悩んでいた時に無理やり見つけた、プラス2冊の中の一冊。

読まずに廃品回収出すなら一冊50円でも高いけれど、一冊50円なら「失敗した」と思っても諦めがつくだろう、と気楽に読めそうで、新刊では買わないだろうと思われる普段買わない部類の本を買ってみた。そのうちの一冊がこの本。

 若い頃、周遊券で九州や中国地方を回っていたから、オタクではないけれど鉄道は好きな部類に入ると思う。車もバイクも自転車も、ついでにカヌーも好きだったから、乗り物が好きなのかもしれない。もしくは移動するのが好きなのかもしれない。

 情報がたくさん盛り込まれている雑学本は経年劣化が早い。1999年発行、20年前の鉄道事情は今とはだいぶん変わっているだろうから「あまり役に立たない」「信頼性に欠ける」と言えるけれど、「今との違い」「今も同じだ」とか考えるのも結構面白い。

 都営地下鉄には全部で4路線しかないのに、「都営地下鉄12号線」と命名された謎解きをした後、「全線開通した時には番号ではなくて公募により新しい名前が命名されるだろう」と書かれていた。著者の予想通り、2000年に大江戸線に改名されている。

 車両運用の謎の項目で、大幅な累積赤字のために野岩鉄道と会津鉄道は「合弁も検討されているようだ」と書かれていたが、お互いのホームページにバナーを張っていたり協力関係にはあるようだけれど、ホームページを見るかぎり合弁はされていないようだ。

 変わった形の駅舎で紹介された駅舎は、Google mapで確認すると全て現存していた。建物は二十年程度では変わらないのだろうが、さらに二十年後はどうだろうか?

 全てを確認していないがこの本に書かれていることが現在はどうなっているのか?著者、編集、出版社の方々には申し訳ないけれど(印税も何も入ってこないから)50円の元は十分すぎるほどに取れた。

未分類

Posted by Pon0207